利用規約


GrowthBOXクラウドサービス申込書(以下「申込書」という)に記載された、利用者、甲、乙は、以下に記載した本利用規約の内容を遵守するものとします。

  1. サービスの実施
    乙は第3項記載のサービス(以下「本サービス」という)を実施します。
    甲は、本サービスを、甲の判断により、利用者に対し提供できるものとします。
  2. サービス実施の前提条件
    甲は、甲の責任において、利用者が以下の前提条件を満たすよう、必要な措置をとるものとします。
    1. 本サービスは、乙が申込書に記載されている使用装置(以下、「車載装置」という)を利用者が保有し、利用者の車両に正常に装着されていることが前提となります。また、利用者が、GrowthBOXクラウドサービスの利用にあたり乙から貸与された通信カードを乙所定の方法により、利用者の車載装置へ装着し、乙所定の設定作業を行うものとします。
    2. 利用者が、本サービスを利用するために必要となる、パソコン等の端末環境(以下「利用者の管理端末環境」という)を準備し、必要に応じて乙が提供するソフトウェアを利用者の管理端末環境にインストールするものとします。
    3. 利用者が、利用者の管理端末環境と乙のデータセンタ(本サービスを提供するために乙が設置したセンタおよび地図配信事業者が設置したセンタをいい、以下「乙サービス環境」という)に接続する電気通信回線および電気通信設備(以下、利用者の端末環境とあわせて「利用者の設備」という)を利用者の責任と費用負担において用意するものとします。
    4. 利用者が、利用者の管理端末環境の管理者(以下「利用者のサービス責任者」という)を選定し、甲を介して申込書に必要事項を記入のうえ乙へ提出するものとします。
    5. 利用者が、サービスの利用にあたり、申込書の必要事項を記入のうえ甲を介し乙へ提出するものとします。
  3. サービスの内容
    1. 初期設定
      乙は、利用者から提出された申込書に従い、甲を介して、利用者がGrowthBOXクラウドサービスを利用できる環境を設定します。
    2. GrowthBOXクラウドサービス
      1. 運行動態支援サービス
        乙は、本サービスの実施期間中、車載装置に接続するために通信カードを甲に貸与します。甲は、当該通信カードを利用者に転貸するものとします。乙は、当該通信カードが接続された車載装置と乙サービス環境を、データ通信サービスにより接続し、車載装置にて測定された利用者の車両の運行情報(速度、距離、時間等をいい、以下同じ)を、当該通信サービスを経由として乙サービス環境に収集するものとします。また、乙は、利用者が利用者の管理端末環境からインターネット経由で乙サービス環境に接続することにより、乙サービス環境を経由して入力した運行管理を構成する属性情報(乗務員名、車両情報など)を、乙サービス環境に保存するものとします。乙は、当該収集された運行情報をもとに、利用者が利用者の管理端末環境からインターネット経由で乙サービス環境に接続することにより、1台の車両の運行管理等に関する以下の機能を提供します。なお、以下の機能、利用者の提供する運行管理を構成する属性情報と、これに関連する運行情報を組み合わせて提供するものとします。
        1. 運行支援機能
          運行情報を表示する機能および管理帳票を作成するための機能、および、車載装置にて記録された情報(イベント発生タイミングや位置など)を保存、表示する機能
        2. 動態支援機能
          該当車両の現在位置および運行状況などを管理または照会する機能
        3. デジタルタコグラフ機能
          デジタルタコグラフ帳票を作成するための機能
        4. マスタ管理機能
          上記の各機能を使用するために必要なマスタを登録、管理または照会する機能
        5. 地図データ表示機能
          各機能を使用する際に地図データの表示を行う機能
        6. データ送受信機能
          乙サービス環境を介して利用者の管理端末環境と車載装置間で相互に運行情報などに関するデータを送受信する機能
        乙は、運行支援機能、車載装置機能により乙サービス環境に登録されたデータを、登録時から13カ月間保存するものします。
      2. アクセスIDの発行
        乙は利用者のサービス責任者に対し、利用者のサービス責任者のID(以下「責任者ID」という)を1つ発行します。なお、利用者は、責任者IDを使用して、上記a. の各機能を利用するためのID(以下「アクセスID」という)を発行することができます。但し、アクセスIDの総数(以下「アクセスID発行限度数」という)は、車載装置用SIMカードの契約枚数が1枚から100枚までの場合は5ID、101枚から120枚までの場合は、6IDまでとし、以降、2の利用数が20枚追加される毎にアクセスID発行限度数を1つ追加されるものとします。
    3. センターアクセスIDライセンスオプション
      乙は、アクセスID発行限度数を1個追加します。
  4. サービスの提供時間帯
    GrowthBOXクラウドサービスの提供時間帯は、24時間365日とします。
    ただし、乙は、本サービスの実施期間中、乙サービス環境のメンテナンス等の都合により、本サービスを一時的に停止することがあります。また、第14項に定める事由のある時には、乙は、本サービスを一時的に停止することがあります。
    サービスを停止する場合には、事前に利用者に停止日時を通知する事とします。
  5. サービスに関する問合せ
    乙は、電話、E-mailまたはFAX により、本サービスの仕様または操作方法に関する質問や、本サービスが正常に動作しない場合における原因調査に関する質問・相談を、利用者のサービス責任者から受け付け、電話またはE-mail にて回答します。なお、当該質問・相談の受付時間帯は、乙が別途掲示する申込書に記載している時間帯とします。原因調査の結果、本サービスに問題がないと乙が判断した場合は、その旨利用者のサービス責任者へ回答するものとします。なお、利用者のサービス責任者が当該質問・相談を行う場合に必要な設備および回線利用料などの費用は、利用者が負担するものとします。
  6. 利用者の料金支払い義務
    1. 利用者は申込書記載の契約金額をつぎのとおり甲に対して支払うものとします。
      一括払:契約金額を一括してサービス開始希望日までに支払う。
      月額払:月末締め翌月末日までに支払う。
    2. 月途中からのサービス開始の場合、開始の月は開始日から末日まで月額払の契約金額の日割り計算とします。月途中のサービス終了の場合、終了の月は月額払の契約金額の1ヶ月分とします。
  7. 利用者の協力義務
    利用者は、本サービスの実施期間中、自らの責任と費用負担により、次の各号の実施事項を実施するものとします。甲は、甲の責任において、利用者に次の各号の事項を実施させるものとします。
    1. IDなどの管理
        利用者は、本サービスを利用するためのID、パスワード等が乙により発行される場合、その使用および管理について善良なる管理者の注意をもって維持管理、責任を持つものとし、利用者以外の第三者に開示、漏洩しないものとします。これらが第三者に使用されたことにより利用者に生じた損害については、甲および乙はなんら責任を負わないものとします。また、IDおよびパスワードの使用により発生した利用料金については、すべて利用者の負担とします。
    2. 車載装置および利用者の管理端末環境の維持
      利用者は、車載装置および利用者の管理端末環境に関わるハードウェア、ソフトウェアの保守もしくはメンテナンスを行い、乙所定の設定を維持するものとします。
    3. 車載装置変更時の報告
      利用者は、車載装置の変更を行う場合には、乙が指定する乙所定の申込書により、当該変更の内容について甲を介して乙に事前に通知するものとします。
    4. 車載装置および通信回線の検査
      乙は、利用者が本サービスを利用するにあたり、車載装置および通信カードに異常があると認められる場合、その他本サービスの円滑な利用に支障がある場合において必要があるときは、車載装置および通信カードの接続状態等について検査を行うことがあります。利用者は、正当な理由がある場合を除いて検査を受けることを承諾するものとします。なお、検査を行った結果、車載装置および通信カードの接続状態等に不適切な事項が発見されたときには、乙は利用者にその是正を要求することが出来るものとします。
  8. 禁止事項
    甲は、本サービス上で以下の行為を行わないものとし、また利用者に行わせないものとします
    1. 別途乙が提供し利用者の端末環境にインストールして使用するソフトウェアに対する逆アセンブル。逆コンパイルを伴うリバースエンジニアリングを、乙の書面による事前の承諾を得ずに行う行為
    2. 通信カードを。他サービスまたは車載装置以外の装置で利用する行為
    3. 通信カードに登録されている契約者識別番号またはその他の情報の読み出し、変更または消去等を行う行為
    4. 通信カードを、本サービスを利用する役員または従業員以外の者に使用させる行為、また、通信カードを第三者の譲渡、貸与、担保に供する等の行為
    5. 他社の著作権、商標権等の知的財産権を侵害する行為
    6. 他社の財産、プライバシーもしくは肖像権を侵害する行為
    7. 他社を差別もしくは誹謗中傷し、または、他社の名誉もしくは信用を毀損する行為
    8. 詐欺などの犯罪に結びつく行為
    9. わいせつ、児童ポルノまたは自動虐待に相当する画像、文章などを送信もしくは表示する行為、またはこれらを収録した媒体を販売する行為、または、その送信、表示、販売を想起させる広告を表示または送信する行為
    10. ストーカー行為などの規則等に関する法律に違反する行為
    11. 無限連鎖講(ネズミ講)を開設し、または、これを勧誘する行為
    12. 本サービスによりアクセス可能な他社の情報を改ざん、消去する行為
    13. 他者になりすまして本サービスを利用する行為
    14. 有害なコンピュータプログラムなどを送信、または、他者が受信可能な状 態におく行為
    15. 選挙の事前運動、選挙運動またはこれらに類似する行為および公職選挙法に抵触する行為
    16. 他者に対し、無断で広告・宣伝・勧誘などのE-mailを送信する行為、または嫌悪感を抱くE-mail(嫌がらせメール)を送信する行為、他者のE-mail受信を妨害する行為、連鎖的なE-mail転送を依頼する行為および当該依頼に応じて転送する行為
    17. 他社の設備、サービス用電気通信回線、サービス用電気通信設備、アクセス回線またはアクセスポイントに無制限でアクセスし、またはその利用もしくは運営に支障を与える行為
    18. 本人の同意を得ることなく、または、詐欺的な手段により他者の個人情報を収集する行為
    19. 法令に基づき監督官庁などへの届出、許認可の取得などの手続きが義務付けられている場合に、当該手続きを履行せず、その他当該法令に違反する行為
    20. 上記各号の他、法令、条例もしくは公序良俗に違反(暴力、残虐など)する行為、ネットワークサービスの運営を妨害する行為、乙の信用を毀損し、もしくは、乙の財産を侵害する行為、または、他者に不利益を与える行為
    21. 上記各号のいずれかに該当する行為(当該行為を他社が行っている場合を含む)が見られるデータ等へリンクを貼る行為
  9. 免責
    本サービスに関し、以下の各号の事由は乙の責に帰すべからざる事由(ただし、これに限らない)であり、乙は、当該事由に起因して利用者または甲に生じた損害についてはいかなる法律上の義務を負わないものとします。
    1. 車載装置または利用者の設備のトラブルおよび車載装置または利用者の設備に起因するトラブル
    2. 利用者または甲が他の電気通信事業者から提供を受けているアクセス回線のトラブル(回線の遅延、輻輳を含む)および当該回線に起因するトラブル
    3. 本サービス用電気通信回線およびネットワークサービス用電気通信設備に対して第三者が故意に当該機能を破壊する場合
    4. 利用者または甲が第2項および第7項、第8項ならびに第15項を遵守しないことに起因するトラブル
    5. 利用者または甲が本サービスを利用することにより第三者との間でトラブルなどが生じた場合
    6. 地図データと現状との不一致によるトラブル
    7. 利用者または甲から提出された申込書などに、誤記または不備などがあったことにより生じたサービスの不具合または遅延によるトラブル
    8. 急ブレーキやGセンサーなど、車載装置へのデータ記録を行う閾値を下回る値を測定したことにより、車載装置にデータが記録されないことによるトラブル
    9. 車載装置への電源供給ができなくなったことに起因して、車載装置にデータが記録できないことによるトラブル(車載装置のケーブル断、バッテリー破損、その他類似の車両電装機器故障を含む)
    10. 第12項記載のデータ再利用により、提供する情報(道路交通情報など)およびサービスおいて、当該情報の不一致によるトラブル
    11. 第12項記載のデータ再利用により、当該情報を利用した上で発生したトラブル
  10. 利用者または甲の個人情報の取り扱い
      利用者または甲が本サービスを利用して登録(入力)する利用者または甲の取り扱う個人情報については、利用者または甲の責任において管理するものとします。
  11. 車載装置記録データの正確性について   本サービスにより乙サービス環境上および利用者の端末環境上に記録されているデータ、映像などは、車載装置から送信されたデータ、映像などであり、実車の走行状況を完全に再現するものではありません。また、乙は、当該データ、映像などの正確性、完全性を保証するものではありません。
  12. サービス終了時のデータの取り扱い
    1. 乙は、全てのGrowthBOX クラウドサービスの終了後30日を経過したときには、利用者が乙サービス環境に登録(入力)したデータを消去するものとします。
    2. 甲および乙は、本サービス実施の過程で。利用者の所有するドキュメントなどの資料を借り受けた場合には、善良なる管理者の注意をもってその保管管理をおこなうものとし、本サービス実施以外の目的で使用しないものとします。なお、甲および乙は、本サービスの終了後、利用者の指示に従い当該資料を返却するか破棄するものとします。
  13. データの再利用
    乙は、本サービス実施期間中に車載装置から収集した利用者の車両の運行情報、取付情報、車窓画像データ、車窓画像データ記録に至った要因情報、運転評価情報、およびデータ通信サービスの通信品質データを、利用者の企業情報、個人情報、業務情報、営業情報などが判別できない形式に加工した上で、利用者および 甲の承諾および対価の支払いなしに自由に利用し、第三者に提供できるものとします。
  14. サービスの中断および停止
    乙は、次の場合には、本サービスの提供を中断もしくは停止することができるものとします。この場合、乙は予めその旨を利用者に通知するものとします。但し、緊急やむ得ない場合には、この限りではありません。なお、これにより利用者または甲に損害が生じたとしても、乙は一切責任を負いません。
    1. 乙サービス環境その他本サービス用設備の保守上または工事上やむを得ないとき
    2. 乙が提供を受けている電気通信事業者、地図配信事業者の都合により、本サービス用電気通信回線またはアクセス回線が使用不能なとき
    3. 乙が本サービスを提供するために必要となる電気通信回線、電気通信設備またはアクセス回線に対し、第三者が故意に当該機能を破壊する場合、または、当該機能に支障をきたす行為を行った場合
    4. 天災地変、事故などにより、本サービスの提供ができなくなったとき
  15. 知的財産権の帰属   甲は、利用者に対して次の各号を遵守させるものとします。
    1. 本サービス、本サービスの使用するソフトウェアの著作権は乙または第三者に帰属します。また、本サービスに関連して乙が利用者に提供したドキュメントの著作権も乙に帰属しますが、利用者は本サービスを利用するために必要な範囲で、それらのドキュメント(但し、乙が秘密である旨表示したものを除く)の全部または一部を複製することができます。
    2. 地図データの著作権は、地図配信事業者に帰属します。利用者は、当該地図データを、本サービスにより利用者の管理端末環境に表示し、閲覧のために印刷することができるものとしますが、それ以外の行為(他のコンピューターに地図データを複製すること、本サービスの目的外で印刷などをすること、加工、改変、抽出、転記、送信その他利用または使用すること、第三者に譲渡、使用許諾、送信その他使用させること、を含む)はできないものとします。
  16. 不具合が発生した車載装置の取り扱いについて
    乙は、以下の手順により、車載装置のセンドバックおよび交換作業を実施します。
    なお、その際、対象となる機器のセンドバック費用および交換作業に関する費用は一切かかりません。ただし利用者が行った場合は対象外とします。
    また、乙はセンドバックおよび交換作業について第三者へ委託することができるものとします。
    ただし、車載装置の対象機器はGFIT-X、PlatinumBOX、タフモアイ(THD-501X)とする。
    ケーブル等の消耗品は対象外となります。
    1. 乙は、利用者または甲により車載装置の不具合などについて問合せを受け、その原因が車載装置の故障などであると判断したときは、予め定めた発送先、または利用者が指定する発送先へ当該車載装置の代替となる車載装置(以下「代替機器」という)を送付します。
    2. 利用者または甲は、乙から当該代替機器の受領後すみやかに故障などが発生した車載装置(以下「障害機器」という)と代替機器を交換(障害機器の取外、代替機器の取付、通信カードの差替および交換設定作業などをいう)し、当該代替機器の受領後5営業日(乙の営業日をいい、以下同じ)以内に当該障害機器を乙が指定する返却先へ送付するものとします。
    3. 乙は、利用者または甲から送付された障害機器を、自らの判断で処分等することができるものとします。
    4. 上の定めにかかわらず、車載装置の故障などが以下の事由により発生したものであるときは、乙は、甲に対し、別途車載装置のセンドバックおよび交換作業に関する費用を請求できるものとします。また甲は、乙から当該費用を請求された場合は、本サービスにかかる取引金額の支払条件と同一支払条件にて乙に支払うもとし、甲は甲の裁量により利用者へ当該費用を求償するものとします。
      1. 利用者または甲の故意、過失に起因して生じた故障など
      2. 利用者または甲の車載装置使用操作上の誤りおよび利用者または甲が車載装置使用場所の環境を所定の状態に設定、維持することを怠ったことにより生じた故障など
      3. 火災、水害、地震、落雷など天災地変、その他利用者または甲および乙のいずれの責にも帰することのできない事由から生じた故障など
      4. 通常の保守用部品以外の特別の保守用部品の故障など
  17. サービスの利用制限など
    1. 通信カードの利用制限など
      1. 通信カードの変更
        乙は、本サービスを実施するうえで必要があると判断したときは、利用者に事前に通知したうえで通信カードを変更することがあります。この場合、甲は利用者に対して、乙所定の方法に従い、通信カードを変更するための作業を行わせるものとします
      2. 通信カードの返却
        利用者および甲は、本サービスの利用が終了したときは、通信カードをすみやかに乙に返還するものとします。
      3. 通信カードの破損または紛失 利用者は、通信カードの破損もしくは紛失した場合は、すみやかに乙に通知するものとします。この場合、甲が乙所定の手数料を、乙に対して支払うことを引き換えに、乙は甲を通じ利用者に対して通信カードを再発行します。なお、利用者または甲が通信カードを紛失したことに起因する一切の損害(通信カードを第三者が不正利用した場合の通信料を含むがこれに限らない)は、甲が負担するものとします。
    2. データ送受信機能における利用制限など
      1. データ送受信機能の提供区域
        データ送受信機能が利用できる区域(以下「提供区域」という)は、原則として日本国内とします。ただし、その提供区域内であっても、屋内、山間部などの電波の伝わりにくいところ、および輻輳または電波干渉が発生しているところでは、データ送受信機能を利用することができない場合があります。また、この提供区域は随時変更される可能性があります。
      2. データ送受信機能の利用制限
        乙は、電気通信事業法第8条により、公共の利益のため、または非常時における緊急を要する事項を内容とする通信の確保または優先させるためなどの目的により、データ送受信機能の利用を制限または停止することがあります。
      3. 電気通信回線または電気通信設備の復旧
        乙は、データ送受信機能用の電気通信回線または電気通信設備が故障または滅失した場合、電気通信設備については乙の修理基準に従い修理または復旧を行うものとします。
  18. サービスの廃止
    1. 乙は、本サービスの実施期間中であっても、乙、地図配信事業者の都合により、本サービスを廃止することがあります。その場合、乙は3カ月以上の予告期間をおいて書面をもって利用者および甲に通知するものとします。但し、地図配信事業者の都合により本サービスを廃止する場合は、乙は、利用者および甲に対して事前に予告することなく、本サービスを廃止する場合があります。
    2. 前号において、本サービスが廃止となった場合、廃止日をもって本契約は自動的に解約されるものとします。なお、当該廃止日が実施期間満了以前の場合、廃止日をもって実施期間は満了するものとします。
    3. 前各号に基づく本サービスの廃止または本契約の終了に伴い利用者に損害が生じた場合であっても、乙は、利用者および甲に対して損害賠償などの責任は負いません。
  19. 利用者によるサービスの終了
    利用者は甲を介して乙に対する30日前の事前の通知をもって、本契約の利用を終了することができます
  20. 乙によるサービスの終了
    甲ないし利用者が本利用規約を遵守しない場合、乙は甲、利用者に通知することなくいつでも本サービスを終了することができます。
  21. サービスに対する責任
    1. サービスに対する責任
      サービスに関する条項の定めにかかわらず、サービスに対する乙の責任は次の通りとします。
      1. サービスの実施期間中に月額払いサービスまたは一括払いサービスの結果に不具合(誤り、またはサービス仕様書に定められたサービス内容との不一致をいい、以下同じ)が生じた場合に、乙は、甲に通知したうえで当該不具合に対する対応措置をとるものとします。ただし、緊急の場合は、乙は事前の通知を行うことなく自己の判断で対応措置をとることができるものとし、事後に利用者に報告するものとします。なお、利用者が不具合を発見した場合、甲はただちに乙に通知させるものとします。
      2. 合理的な範囲内で、乙が上記a. に基づく対応措置を繰り返しとったにもかかわらず、不具合が修正されなかった場合、甲および乙は、当該不具合の原因および損害額などについて協議するものとします。協議の結果、当該不具合が乙の責に帰するものであると判断された場合、本契約の解除の有無にかかわらず、乙は、以下の金額を限度として賠償責任を負うものとします。ただし、乙の責に帰することができない事由から生じた損害、乙の予見の有無を問わず特別の事情から生じた損害、逸失利益については、賠償責任を負わないものとします。
        1. 本サービスが一括払いサービスの場合
          損害を与える原因となった本サービスの契約金額相当額
        2. 本サービスが月額払サービスの場合
          損害を与える原因となった本サービスの月額払契約金額の1ヵ月分に相当する金額
    2. 地図データ表示機能およびデータ送受信機能に対する責任制限
      前号にかかわらず、地図データ表示機能およびデータ送受信機能に不具合があった場合においては、それぞれ以下のとおりとします。
      1. 地図データ表示機能の不具合により、乙が甲に対して賠償責任を負うのは、乙の責に帰すべき不具合により利用者において地図データ表示機能が全く利用できない状態が24時間以上継続した場合(乙が利用不能であることを知った時刻から起算して24時間以上継続した場合をいい、以下同じ)に限られるものとします。この場合、当該GrowthBOXクラウドサービスに関し乙が甲から受領する月額払契約金額の30分の1の金額に利用不能の日数を乗じた金額(円未満切り捨て)を限度として、乙は、前号b. に準じて賠償責任を負うものとします。
      2. データ送受信機能の不具合により、乙が甲に対して賠償責任を負うのは、この責に帰すべき不具合により利用者においてデータ送受信機能が全く利用できない状態が24時間以上継続した場合に限られるものとします。この場合、当該GrowthBOXクラウドサービスに関し乙が甲から受領する月額払契約金額の30分の1の金額に利用不能の日数を乗じた金額(円未満切り捨て)を限度として、乙は、甲に対して前号b. に準じて賠償責任を負うものとします。但し、乙が提供を受けている通信事業者の電気通信役務に起因して利用者が利用不能となった場合、利用不能となった乙の顧客全員に対する損害賠償総額は、乙が通信事業者から受領する損害賠償額を限度とします。
    3. いかなる場合であっても、本サービスの提供に関連して、乙が利用者に対して直接に賠償責任を負うことはないものとします
  22. 本利用規約の変更
    乙は、本利用規約の変更が必要になった場合、本利用規約を相当性、合理性が認められる範囲で変更することができます。乙が本利用規約を変更した場合、速やかに甲に対して変更内容を通知します。